昨日は組合の講習会でヒゲについて改めて勉強しようという事で、様々な活動をしているヒゲ倶楽部の皆様方にお越し頂き、講義して頂きました。
歴史を紐解くと、過去の様々な歴史上の人物達はことごとくヒゲを生やしていました。
聖徳太子から始まり、戦国武将、伊藤博文ら明治の大物達。
ヒゲというのは威厳、尊厳の象徴だったのです。
しかし近年の日本人はあまりヒゲを生やしてる方は多くはありません。
なぜかわかりますか?
一つには日本の敗戦が原因と言われているそうです。
ヒゲというのは威厳の象徴で、戦勝国にとってみれば生意気に映ったのかも知れません。
さらに個性の象徴でもあるヒゲは集団で活動する組織や会社ではあまり歓迎されないという側面もあると思います。
しかし最近ヒゲブームが到来しつつあります。
イチロー、中田、五郎丸など世界で活躍するスポーツ選手がヒゲを生やしていた事、社会でも個性を認められつつある事、さらには乱世や時代の変革期にヒゲが流行ると歴史上証明されているそうです。
ということは…?
ともあれヒゲと深く関わる理容師がヒゲについてもっと深く知るべきという事で、歴史や文化、そして近年の時代にマッチしたシャープなヒゲデザインについて、いろいろ教えて頂きました。
よりお洒落でカッコイイカミソリの開発や、ヒゲ専用の口に入ってもいいワックスなどの研究、開発や、カッコイイ理容師というイメージをメディアやお客様にもっていただける様にいろいろ活動されているので、僕らも見習わないといけませんね。
内面だけでなく見た目もカッコイイ理容師を目指して!
http://www.hair-apple.com
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by apple30nen
| 2016-03-01 14:45